『経済』とは何か?

【経済】とは何かを考えてみる

辞書で調べるとこの様に記載されている。
人間の生活に必要な財貨・サービスを生産・分配・消費する活動。また、それらを通じて形成される社会関係。


私たちの身近なお金に関する日常生活の取引の全てが経済活動である。
取引き - 何かを買うと売り手と買い手の間で取引が発生する。
買い手 - お金 又は、クレジットを提供する
売り手 - 物品、サービス、資産を提供する

  人 ⇔ 会社 ⇔ 政府機関 ⇔ 銀行 

社会ではこれらの間で取引きをく繰り返しています。


★人間の共同生活を支える必要な要素は

【消費すること】【生産すること】【分配すること】これらのやり取りが経済活動である。

 

 消費をするということ  ー お金を払い、物やサービスを受け取る。

 生産をするということ  ー 物品やサービスを作って提供する

 分配をするということ - 税金(消費税、住民税、固定資産税 所得税 など)
              物やサービスを購入することで消費税が発生しま

              す。税金を国に払う事で消防所、警察署などの

              公共の安全を維持し、教育というようなサービスを

              受けれたり、公共事業などによって道路が整備され

              たり、橋を建築したりします。

 


お金 価値の交換) 
お金のない時代は、物々交換が主流でした。 物々交換から、価値が数字化させた紙幣へと移行します。
お金とは支払い手段であり、貯蓄、交換手段として使われます。

かつて日本を含む主要各国(アメリカ、イギリス)は金本位制を採用していました。 金を通貨価値の基準とする制度で中央銀行が、発行した紙幣と同額の金を常時保管し、金と紙幣との兌換を保証するというもので兌換紙幣 (だかんしへい) を発行し、貨幣価値を金に裏付けさせる事で通貨の信用価値を保ったのです。

1929年世界大恐慌が勃発し、各国は金本位制を離脱し始め、金の保有量とは関係なく通貨を発行する、管理通貨制度へと移行しました。

お金はその価値の永続性を保証されているわけではありません。
お金も本質的には物である以上 デフレや、インフレそして国の情勢によって価値は変動します。

 

クレジット
人が物やサービスを購入する際、お金又は、クレジットを使いそれらを手に入れる事ができます。
クレジットとは信用取引で『後日このお代を支払います』という貸し手と借り手間の契約です。この様なやり取りは、政府機関、銀行、会社間などでも使われます。
手持ち金以上の物がほしい時、家、車、ビジネスを始めたり、投資をする時などに貸し手(銀行やローン会社)からお金を借ります。
貸し手は手持ちのお金を増やしたい。後に借りては借用額に利子をつけて返済します。
CREDIR が発生すると、同時にDEBIT(借金)が発生することになり、貸し手には資産、借り手には債務となります。
後日、借り手が借用額と利子を支払うと取引きが清算された事になります。
人々の支出は経済を回転させ、活発であるほど経済を押し上げる事になります。 
   

    ある人の支出は  ⇔  ある人の収入になる

日常のスーパーマーケットで買い物をする行為、個人と個人間の小さな取引き、そして企業や行政などの大きな金額が動く取引き、現在のグローバル社会では他国間で取引きなど、これらのお金が循環する全ての活動は経済活動である。